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『 卒業旅行の意義、学生と業界に認識の差
対話から今後へのヒント 』
JATA世界旅行博の会場で行われたタウンミーティング。
旅行離れが課題となっている若者の意識を浮き彫りに
しようという試み
JATA(日本旅行業協会)VWC2000万人推進室が9月18日
に行った「東西学生タウンミーティング」で、大学生と業界人
の間に、卒業旅行をめぐる認識のギャップがある一端が
うかがえた。
観光関連を専攻する大学生にアンケートを実施し、
卒業旅行をする意味を尋ねたところ、回答者61人のうち
75%にあたる46人が「一生の思い出」と回答。
これに対し、タウンミーティングに参加した旅行業関係者
は「最後の長期旅行の機会」との回答を予想した人が多か
った。会場の学生からは、「長期旅行は新婚旅行や定年
退職後にできる」との意見が上がった。
財団法人日本交通公社の黒須宏志主任研究員は、
「リーマンショックで状況が厳しかったなかでも、かなりの
人が卒業旅行に行っている。お金があるとかないとかでは
なく、学生は卒業旅行にもっと深い思いを持っているので
はないか」と分析した。
また、卒業旅行を「一生の思い出」と回答した学生の1人は、
「社会に出れば、友人と時間が合わなくなる。一緒に行ける
最後の機会になる」と話した。これについて黒須主任研究員は、
「仲間と親交を深めるための手段として卒業旅行を選んでいる
のが現実」とし、「旅行業界はある意味、冷めた目線で卒業
旅行商品を作らなければならない。加えて、一生に一度という
深い思いもあることを真摯に受け止めなければならない」と言及。
これら両面の学生の嗜好を考慮したうえで、「どこに行って何を
する、ということをより深く考え、旅行商品の造成を行うこと
が必要」と話した。